真空ガラス「クリア Fit 」を
分かりやすく解説
日本板硝子製の真空ガラス「クリアFit(フィット)」について、分かりやすくご説明します。
ここでは、日本板硝子が製造販売している真空ガラス「クリアFit(フィット)」と「スペーシア」を比較しながら「クリア Fit」の特徴をご紹介します。

真空ガラスとは、ガラスとガラスの間に真空層がはさみ込まれた合わせガラスです。詳しくは「真空ガラスとは」をお読みくださいね。
- 真空ガラス「クリア Fit」の防音性能
- 真空ガラス「クリア Fit」の断熱性能
ー もくじ ー
日本板硝子製の真空ガラス
「クリア Fit」
防音性能・断熱性能
日本板硝子製の真空ガラス「クリアFit(フィット)」は、防音だけでなく、断熱性能も上げたいというお客様にご提案するガラスです。
真空ガラス「クリアFit」と「スペーシア」の大きな違いは、Low-E膜(特殊金属膜)の有無です。
「スペーシア」からLow-E膜(特殊金属膜)を抜いた製品が「クリア Fit」です。


防音性能は、真空ガラス「クリア Fit」はJIS等級T-2(30等級)です。
これは、6mmタイプの防音ガラスとほぼ同じ防音性能です。


断熱性能については、大きな特徴である真空層があるため、防音合わせガラスよりも断熱性能が優れています。
「クリア Fit」と「スペーシア」の断熱性の違いは?
真空ガラス「クリア Fit」の方が、真空ガラス「スペーシア」よりは断熱性能が劣ります。
特殊金属膜とは、ガラスにコーティングすることで、断熱性や遮熱性、日射熱遮蔽性能などを向上させる効果があります。
「クリア Fit」には特殊金属膜がない分、「スペーシア」と比較すると断熱性能が劣ります。
「クリア Fit」 特殊金属膜がない
「スペーシア」 特殊金属膜がある
窓工房では、内窓に求めるのは防音だけというお客様には、防音合わせガラスをオススメしています。
防音だけでなく、断熱性能も上げたいというお客様には、「クリア フィット」をオススメしています。
日本板硝子製の真空ガラス
「クリア Fit」
こういったお客様に
選ばれています
「基本は、防音だけでいいいのだけれど、値段が少し上がる程度で断熱効果も期待できるなら、「クリアFit(フィット)」を使ってみたい」
といったお客様も、最近は増えています。
「クリア Fit」ならば、防音ガラスなみに防音性能が期待できて、断熱性能も大きく上がるからです。


価格も、真空ガラス「スペーシア」ほど高くなることはなく、防音合わせガラスにわずかな料金を追加するだけです。
製造メーカーの日本板硝子も、「クリア Fit」は、内窓専用のガラスとして、製造販売をしています。
不透明タイプも選べるため、内窓を取り付けるついでに、目隠し効果もプラスすることができます。
日本板硝子製の真空ガラス
「クリア Fit」まとめ
- 防音性能は6mmタイプの防音ガラスと同じレベル
- 防音だけでなく、断熱効果も求めたい方にオススメ
ガラス選びのヒント
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