理由1. サッシのすき間対策が必要だから

本ページで分かること

窓工房が、窓の防音対策に
内窓の設置をオススメする3つの理由

❶ サッシのすき間対策が必要だから
❷ 簡単な工事で取り付けられるから
❸ 防音対策以外にも役に立つから

この記事では「❶ サッシのすき間対策が必要だから」について詳しく解説していきます。
※内窓の設置とは、今の窓はそのままに、内側にもう一つの窓を設置する方法です。

窓の防音対策に内窓がオススメな理由❶

サッシのすき間対策が必要だから

音は窓から出入りします。

もっと細かく見ていくと、窓のどの部分を通過するのでしょうか?

1つ目は、窓ガラス自体を通過する音。
2つ目は、窓枠とガラス戸のすき間から漏れる音。

この2つが音の出入りの原因です。

2つが音の出入りの原因なので、今ある窓ガラスを防音ガラスに替えるだけでは、効果的な防音対策になりません。

「窓ガラスを通過する音」と「窓枠とガラス戸のすき間から漏れる音」

それと合わせて大切になるのが、窓枠とガラス戸のすき間から漏れる音を塞ぐことです。

すき間から漏れる音の方が圧倒的に多いので、サッシのすき間対策をすることが重要になります。

内側に新しく設置する内窓は、窓枠とガラス戸のすき間が極力少なくなるように研究されて作られています。

内窓の窓枠は、よくあるアルミサッシではなく、弾力性のある樹脂製サッシが使われています。

実際に内窓のガラス戸を閉めてみると、これが、ピシッと気持ちよく閉まるのです。

実際に触ったことがないと、イメージしにくいですよね。

内窓を触ったことがない人にも、簡単にイメージしてもらう方法があります。

それは、冷蔵庫の扉です。

冷蔵庫の扉のようなピタッと閉まる密着性
冷蔵庫の扉のようなピタッと閉まる密着性

冷蔵庫の扉って、扉の周りに、密着のいいゴムがきっちりと着いてますよね。

あのゴムのおかげで、扉を閉めれば、ぴったりとしまって中の冷気が逃げなくなります。

冷蔵庫ほどの密着性は極端ですが、内窓でも、窓枠とガラス戸の間に、あの密着性が再現されていると思ってください。

密着性があるから、すき間がない。
すき間がないから、音の出入りがシャットダウンできるのです。

内窓のこの構造のおかげで、より強力にサッシのすき間対策ができるのです。

「窓が二重になれば音って下がるよね」と、よく聞かれます。

お客様

窓が2つ重なるから音が防げるのよね?

お客様の中には、「窓が二重になれば音って下がるよね。」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

確かにそういう要素もゼロではありません。

けれど、さらに重要な要素があります。

「窓が二重になれば音って下がるよね?」
「窓が二重になれば音って下がるよね?」

窓が二重になるからということよりも、内側に新たにはいる窓自体が密着性の高い窓であるということが重要です。

お客様

なるほど!新たに入るもう一枚の窓そのものが、すき間を塞いでいるので防音効果がでやすいんだぁ~。

と考えてもらえればと思います。

あえて極端なことをいうと…

今の窓が開いていても、
新しく設置した内窓が閉まっていれば、内窓の方で完全に音をブロックする

これぐらいの感覚で対策をすることが大切になってきます。

そうしないと、やはり音は入ってきてしまいます。

窓工房STAFF

窓が二重になれば、それだけで防音対策がバッチリ…ということではないのです!

内窓で防音対策
本記事のポイント

  • ガラスを通る音だけでなく、窓枠のすき間をふさぐのが肝心
  • 機密性の高い内窓が、窓枠のすき間を内側でシャットアウト